アマプラで『私にふさわしいホテル』を観た

私は『あまちゃん』が大好きだ。
正直、朝ドラという物をまともに観たことはないが、あの作品だけは全部観た。
(朝弱いんで、録画とかでだが…)
その のん(もうそろそろ能年玲奈でいいじゃんか)主演の映画だ。

<ストーリー>
新人賞を受賞したにも関わらず、未だ単行本も出ない不遇な新人作家・相田大樹こと中島加代子(のん)。その原因は、大御所作家・東十条宗典(滝藤賢一)の酷評だった。
名だたる文豪に愛された「山の上ホテル」に自腹で宿泊し、文豪気分に浸り原稿用紙に向かっていた加代子の元に、大学時代の先輩で大手出版社の編集者・遠藤道雄(田中圭)が訪れる。
遠藤から、上階に東十条がカンヅメ中だと聞かされた加代子は、「東十条の原稿が上がらなければ私にもチャンスが……」と、不遇の元凶である東十条への恨みを晴らすべく、奇想天外な作戦で執筆の邪魔をし、掲載のチャンスをつかみ取ることに成功する。
しかし、この事件から、加代子と東十条の因縁の対決が始まる!
一向に作家デビューできない加代子は東十条と戦い、自分の才能と戦い、デビューできるかと思いきや蹴落とされ、ついには味方であると思っていたはずの遠藤の裏切り・・・。
「私は私の夢を叶える!」と、何度でも立ち上がり、不屈の精神と荒唐無稽な奇策で理不尽な文学界をのし上がっていく加代子。
果たして、加代子の作家への道は!?

奇想天外な話だ。
しかし、のんちゃんが演じると楽しく観られる。
芝居がうまいという感じでもない。もちろん可愛いが、ものすごく美人というわけでもない。
しかし、不思議な魅力がある人だ。
素の本人は、そんなに饒舌な人ではないと思うが、コミカルな演技が本当によくハマる。

私は、映画でご一緒したことはない。
ただ、まだ彼女がそれほど売れていない頃、私が音楽イベントの番組生放送のPをした時、彼女がそのイベントに出演していた。
カルピスソーダのCMでの、口の中まで見えるような屈託ない笑顔には惹かれるものがあったし、注目していた。
意外に身長は高いのだが、猫背で、当時はほとんど言葉を発さない独特の雰囲気の子だったのを覚えている。

その後は、皆さんご存知のように『あまちゃん』で大ブレイクしたが、事務所と色々確執があり、地上波民放のドラマはほとんど干された状態が続いている。
そういうわけで、彼女の作品を観れるのは、映画やアマプラ、ネトフリなどのサブスク系が中心だが、この映画はまさにハマり役だと思ったし、本当に面白かった。

今の仕事の選び方から見ると、地上波民放の企画ではハマりづらいのかもしれない。
とはいえ、クドカン脚本の連ドラは観てみたいなあ…。
DMM.TV『幸せカナコの殺し屋生活』も面白そうなコメディだし、こういった荒唐無稽なコメディジャンルなら、もはや唯一無二の存在になっているのではないだろうか。
次回作も楽しみにしている。