13時にみなとみらいで人と会う用事があったので、またまた野毛で飯を食うことにする。
で、食べログの餃子百名店２０２１にも選ばれた『萬里』へ。

餃子はもちろんだが、この日は麺の気分だったので、「横浜発祥」と言われるサンマーメンも頼んだ。
なんでサンマーメンにしたかと言うと…。

最近、年齢の近い知人が二人ほど、大腸がんになった。
実は、私自身も血便が出たことがあり、それで二回ほど大腸の内視鏡検査をしたことがある。
まあ、ラッキーなことに、その時はいずれも癌は発見されなかった。

ただ、なにしろ検査がしんどかったのだ。
内視鏡が腸の中で動いていくのも痛くてつらいが、それ以上に下剤による副作用（？）で胃がおかしくなったのがつらかった。
翌日まで嘔吐が止まらず、下手な二日酔いの比にならないほど苦しかった。

そんなこともあり、正直、ここのところ野菜不足を感じていたので、腸の為にも、昼メシから積極的に野菜を摂取しようという意図が、この、サンマーメンの注文へとつながったわけだ。

餃子はもちろんうまかった。皮は底の部分だけパリッとして、全体には柔らかくもっちりした食感。
味もニンニクが前面に出た味ではなく、生姜味のあるさっぱり目。

サンマーメンは麺細めで、コクがあるが、濃くはない醤油味。
野菜の量は、有名チェーン店の「野菜たっぷりタンメン」ほど多くはないが、あれみたいに、生味の残ってしまったような固さはもちろんなく、しっかりした味付けの私好みの逸品だった。

「健康が一番だね」。
今はそう思っているが、やはり食いたいものを食う食生活は、私は変えられないだろう。
せめて、定期的に検査をしなければ…。
「それもなあ…」。