映画『マインクラフト ザ・ムービー』

正直、観る気はなかったのだが、時間が空いてしまったのでふらっと映画館に立ち寄ったら、スケジュール的に合うのがこれしかなかった。
まあ、アメリカじゃ大ヒットしているようだし「これでいいか…」という感じで劇場に入った。
<ストーリー>
子どものころから憧れていた採掘場での採掘(マイン)に夢中のスティーブは、ある時、青く光る謎のキューブを見つけ、それに触れたことで、全てが四角形でできた異世界へ転送されてしまう。
そこは、自分が考えたモノをなんでも創造(クリエイティブ)することができる、驚きに満ちた世界「マイクラワールド」だった。
そんな彼のもとに、過去の栄光にすがりついている元人気ゲーマーのギャレット、改造が得意な少年ヘンリーとその姉のナタリー、そしてドーンという女性の4人が現れる。
彼らもまた、謎のキューブによってマイクラワールドに転送されてきたのだった。
いずれも非リア充という点は共通していたが、それ以外は年齢も境遇もバラバラな4人は、スティーブにいろいろと教わりながら、全てが四角い異世界で、創造力を駆使してサバイバルを繰り広げる。
正直、ストーリー云々の世界ではない。それが証拠に、公式ページにも<ストーリー>は記載されていない。
でもまあ、楽しめました。
ただ(、これは最近の傾向であるが)、気になったのは「吹き替え版」ばかりで、「字幕版」がほとんど上映していないこと。
もちろん、ある程度子供向けというのもあるのかもしれない。
(その割に観に来ていた子供は、つまらなくて途中で出て行ってしまったが…)
しかし、それにしてもこの映画に関して言えば、字幕版がほとんどなかったのは、さすがに「???」だった。
『スクール・オブ・ロック』のジャック・ブラックが歌うシーン、普通に原語で観たかったなぁ。
山寺宏一の歌が悪いと言っているんではなくて、洋画を楽しむ要素の一つが減っていると感じてしまった。
その分(、内容的には能天気で楽しい映画ではあるんだが)、何も「得るものがない」映画であった…。
話変わるが、もうすぐ『フロントライン』が公開される。絶対に観に行きたいと思っている。
そして、折も折、横浜大さん橋には「ダイヤモンドプリンセス号」が入港している(2023年、既に入港はしているが)。
でも、このタイミングでの入港なのに、映画と関連付けるニュースにほとんどなっていないなあ。
映画側or客船側、どちらかの要望なのだろうか?
それとも、もうコロナなんて「旬」な話題ではなくなってしまったのだろうか?
ちなみに『フロントライン』の主演は小栗「旬」である。関係ないか…。