町中華探訪日記特別編~センターグリル

この前、「町中華探訪日記」というタイトルをつけたのに、もう今日は特別編。
洋食屋「センターグリル」のお話。

注文はナポリタン。
元祖ナポリタンと言えば、同じ横浜のホテルニューグランドなのだが、ニューグランドは生トマトを使用している。
しかし、ここセンターグリルは、創業時からケチャップを使用。その理由は…。

センターグリルの初代・石橋豊吉は「ホテルニューグランド」の初代総料理長、サリー・ワイル氏が経営していたセンターホテルで働いた後に開業。
当時、ホテルで使っていたような生トマトは希少な高級品で、街の洋食店では手に入りずらく、ケチャップで代用していたからだそうだ。

味はまさに、町中華ならぬ「町洋食」の味。
まあ、ケチャップだから当然だが、想像以上に甘い味。だからと言って、マズいわけではない。
私は、備え付けのタバスコを加えたが、この甘さは女性には刺さる味なのでは?

ちなみに、私は12時少し前に入ったのですが、すでにそこそこ混んでいた。
昼食時、待たずに確実に入るには、その位には来店するのをお勧めします。
次来た時には、オムライスやハンバーグなどの、洋食屋の定番を食べてみたい。