『室井慎次 生き続ける者』
前編の『敗れざる者』をブログで酷評させていただいた。
しかし前編は序章で、後編は、いわば事件の解決編なので、面白いだろうと期待していった。
(以降、散文にしてしまう)
「なんだ、これ??」。
キーになると思われた事件は、実にくだらない事件で、何ら盛り上がりもないまま終結してゆく。
そして…。(ネタバレになるのでご注意を)
室井は、ただリードから解き放されただけの飼い犬を探しに行き、そのまま…。
警察無線の「犬が離れようとしません!」。
そんなセリフだけでは、人は感動せんよ…。
要は、『踊る大捜査線』のライン上のものがやりたいわけではなくて、スピンオフでヒューマンドラマがやりたかっただけなのか。
だったら、そういう宣伝をしてくれれば、観に行かなかったのに!